平置き駐車場とは?メリットやデメリットを解説

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1フロアで構成された平置き駐車場には、さまざまなメリットがあります。この記事では、平置き駐車場のメリットやデメリット、ほかの形式の駐車場との違いなどをまとめて解説します。

平置き駐車場とは

平置き駐車場とは、地下や地上を問わず1フロアの平面に設けられた駐車場のことです。代表的な例としては、地上にある青空駐車場の月極駐車場やコインパーキングなどがあります。青空駐車場とは、ガレージや屋根がない駐車場を指し、月極駐車場やコインパーキングのほか、病院、マンションなどで広く採用されており、一度は目にしたことがあるでしょう。
平置き駐車場は、機械式駐車場や自走式立体駐車場と比べると、同じ面積のなかでは駐車できる台数に限りがあります。そのため、ある程度広さがあり、かつ商業施設や繁華街に近いなどのニーズもある土地を活用できると収益が得やすいでしょう。機械式駐車場や自走式立体駐車場については後半で解説します。
平置き駐車場

平置き駐車場のメリット

平置き駐車場には、屋外の平地という空間の広さを生かしたメリットが多くあります。平置き駐車場を経営する主なメリットは2つです。
・初期費用や維持費などのコストを抑えられる
・管理しやすく手間がかからない
以下でそれぞれ見ていきましょう。

初期費用や維持費などのコストを抑えられる

平置き駐車場は、初期投資や維持費などのコストを抑えられるのが駐車場経営者にとってのメリットの1つです。なぜなら、機械式駐車場ではターンテーブルやリフトなどの機械が必要であるためです。また、自走式立体駐車場では、建物を建てるために1台あたり約100万円~350万円がかかるとされます。
平置き駐車場であれば、区画線や車止め、看板、防犯カメラ、照明といった最低限の設備で経営が始められます。修理や点検などの維持費もほとんどかからないでしょう。

管理しやすく手間がかからない

平置き駐車場は、1フロアかつ運転者が自分で停める駐車場です。車の出し入れがスムーズにできるため、使い方が分からないといったことで利用者に呼び出される可能性は低いでしょう。
また、平置き駐車場の管理業務は定期的な清掃、区画線や車止めの点検、利用料金の集金など、シンプルなものです。駐車場運営会社に管理を依頼すれば、これらの手間もかけずに経営できます。
出し入れのしやすい平置き駐車場

平置き駐車場のデメリット

平置き駐車場は、立地条件から天候の影響を受けやすく、管理状況によっては安全性が低くなりやすいというデメリットもあります。
・天候の影響を受けやすい
・管理ができていないと安全性が低くなりやすい
以下でそれぞれ具体的に解説します。

天候の影響を受けやすい

平置き駐車場のデメリットは、車を停めているうちに雨や風、直射日光といった天候の影響を直接受ける点です。青空駐車場のように、周りに屋根や建造物のない形式が一般的であるため、車体が汚れるだけでなく、傷付くリスクも高くなります。特に大雪のときは除雪作業を行わなければなりません。また、近年では猛暑日が増えており、夏は直射日光による車内温度の上昇も注意が必要です。駐車場経営者は、利用者に天候の影響を受けやすいことをしっかりと伝え、事前にトラブルを防ぐことが大切です。

管理ができていないと安全性が低くなりやすい

平置き駐車場はきちんと管理が行われていないと、盗難や車上荒らしのリスクが高まる恐れがあります。敷地内に入りやすく、開放的な平地が多いためです。
特に人通りの少ない場所にある駐車場は、被害を防ぐためにも防犯カメラや照明の明るさなどに配慮してセキュリティ対策を徹底しましょう。また、看板や張り紙などを設置して、車内に貴重品を残さないこと、ハンドルに盗難対策を施すことなどを利用者に呼びかけることも重要です。
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平置き駐車場と機械式駐車場の違い

平置き駐車場と機械式駐車場の違いは、必要なスペースと駐車の方法です。機械式駐車場とは、昇降機やパレットなどの機械設備を用いて、複数階建ての空間で車を収容する駐車場を指します。一般に見られるのは、マンションやホテルなどで採用される昇降横行式(パズル式)です。
立体のため、広い敷地面積が必要な平置き駐車場とは異なり、都心の狭いスペースでも収容台数を確保できる点が機械式駐車場のメリットでしょう。収容台数を多く確保できることは、コスト面でも大きな利点です。
また、平置き駐車場が利用者自身で車を移動させて駐車するのに対して、機械式駐車場は機械が車を移動させて収容するため、駐車の方法が異なります。平置き駐車場では、利用者自身が駐車することで機械による車の出し入れを待つ必要がないメリットがある一方、機械式駐車場では、機械が車の出し入れを行ってくれることで利用者の手間が省けます。従って、どちらが優れているかは利用者によるでしょう。
機械式駐車場は機械を利用しているため、車幅や車高、重量に制限があります。平地で制限が少ない平置き駐車場と比較すると、機械式駐車場のほうが車種選びの自由度は低いため、利用者が限られる可能性があります。この点も、平置き駐車場と機械式駐車場の重要な違いといえます。
機械式駐車場

平置き駐車場と自走式立体駐車場の違い

平置き駐車場と自走式立体駐車場の大きな違いは、収容可能台数と出入り口までの距離です。自走式立体駐車場とは、2階建て以上の建物で複数の駐車スペースを確保した駐車場を指します。スロープを用いて、利用者自身が上層階に移動し駐車するのが特徴です。ショッピングモールや大型病院など、大きな施設で活用されています。
自走式立体駐車場は、機械式駐車場と同じく立体的な構造であるため、同じ面積の土地に設置するのであれば収容可能台数が平置き駐車場よりも多くなります。しかし、駐車スペースを見つけるまで、利用者自身でスロープを運転しなければなりません。そのため、出入り口からの距離が遠くなりがちです。さらに、車内に忘れ物を取りに行くときには、平置き駐車場よりも手間を感じることがあるでしょう。
自走式立体駐車場は、建物が雨風を防ぐため、平置き駐車場より天候の影響を受けにくいことも、特徴の1つとして挙げられます。また、白線で駐車スペースが区切られている場合が多く、平置き駐車場と同様に停められる車種の自由度が高いです。車種の自由度を保ちつつ天候にも左右されない点は、利用者にとってうれしいポイントでしょう。
自走式立体駐車場

よくある質問

ここからは、平置き駐車場に関するよくある質問について解説します。

平置き駐車場があるマンションのメリットは?

マンションと平地の平置き駐車場であれば、マンションの周辺に開放感が生まれ、敷地を広く感じられるでしょう。ベランダから見える景観がよかったり、風通しがよかったりすることも、住民全員にとってメリットです。
なお、マンションの敷地内で平置き駐車場を経営する場合は、マンション経営者にとって修繕積立金を抑えられる点が大きなメリットといえます。平置き駐車場はほかの駐車場よりもシンプルな作りのため、メンテナンス費用は少なく済みます。また、スムーズに車の出し入れができることは住民のストレスを軽減してくれるでしょう。これらの利便性に加え、車種の制限も少ないため、平置き駐車場はマンションの魅力を高める要素となります。

平置き駐車場を経営するのはおすすめ?

平置き駐車場は経営する人にとっても多くのメリットがあり、土地活用におすすめです。コスト面のメリットとしては、駐車場経営を始める際の初期投資を抑えられることが挙げられます。ほかの駐車場では、機械の設置や建物の建設が必要です。しかし平置き駐車場は、ライン引きや車止めブロックの設置などが基本的な作業になるため、初期投資が少なく済みます。
また、地面の舗装と簡単な設備のみで運営できるので、維持費も比較的安く済むのが一般的です。定期的な点検は必要ですが、設備がシンプルである分、故障や修理などのトラブルは少ないでしょう。ただし、人が立ち入りやすい点を考慮してセキュリティー強化には注力しましょう。

平置き駐車場経営なら三井のリパーク

平置き駐車場は利用者だけでなく、経営者にとってもメリットは大きいといえるでしょう。土地活用の面では、平地のまま活用できるため、もともとの形状や広さに合わせた駐車場が設置できます。さらに、土地を大きく変えたり、建物を建てたりする必要がないため、仮に駐車場の経営をやめた後でもほかの用途への転用がしやすいのも魅力です。防犯面が不安な場合は、専門の管理会社に相談しましょう。
三井のリパークでは、三井のリパークが管理・運営を行い毎月一定の賃料をオーナーさまに支払う、一括借り上げ方式のシステムを提供しています。設備や設置の費用がかからず、管理やトラブル対応なども行っております。(※1)経営や管理をプロが行うため、コストや利益の最適化が可能です。平置き駐車場の経営について知りたい方は、ぜひ三井のリパークの無料相談をご利用ください。
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※1:立地等によってはお受けできない場合もございます。また、建物解体、アスファルト舗装、外構、固定資産税などの租税公課や町内会費はオーナーさまのご負担となります。
監修者:ファイナンシャル・プランナー 大石 泉
株式会社NIE.Eカレッジ代表取締役。CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士などの資格を保有。住宅情報メディアの企画・編集などを経て独立し、現在ではライフプランやキャリアデザイン、資産形成等の研修や講座、個別コンサルティングを行っている。
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駐車場経営
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※立地等によってはお受けできない場合もございます。 ※建物解体、アスファルト舗装、外溝、固定資産税などの租税公課や町内会費はオーナーさま(土地所有者様)のご負担となります。

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