コインパーキング運営会社との契約形態は2種類
コインパーキング経営を駐車場運営会社に委託する場合の主な契約形態は「管理委託方式」と「一括借り上げ方式」の2種類です。管理委託方式は、一般的にコインパーキング経営に必要な機器・看板などの設備費用(初期費用)をオーナー側が負担し、管理や運営を運営会社に委託する仕組みで、オーナーが管理委託費を支払います。一方で、一括借り上げ方式は、運営会社に土地を貸し出し、必要設備の設置から管理業務まで全てを運営会社が行う仕組みです。初期費用やランニングコストを抑えながら、毎月定額の賃料収入があります。
ほかに、コインパーキングの運営会社に依頼せず、個人経営(自主管理)で利益を上げるという選択肢もあります。しかし、業務が多岐にわたるため、コインパーキングの運営会社(管理会社)と契約して運営管理を任せるのが一般的です。
土地活用で、コインパーキング経営を検討している土地オーナーのなかには、数あるコインパーキングの運営会社からどこを選べばよいのか迷っている方も多いでしょう。そこで今回の記事では、コインパーキングの運営会社の選び方について解説します。
コインパーキング運営会社を選ぶ際の流れ
コインパーキングの運営会社を選ぶ流れは大きく分けて以下の通りです。
1.希望の契約形態や条件を整理する
2.各コインパーキング運営会社の情報を集める
3.依頼を検討する会社へメールや電話等で問い合わせる
4.問い合わせした会社と条件をすり合わせ、契約する
始めからやみくもに探すよりも、どこまで運営を任せるのか、管理のしやすさと収益性のどちらを重要視するのかなど、あらかじめ基本的な希望条件を整理しておいたほうが会社を絞りやすくなります。その後、実際の提案内容を比較し、会社を選んでいきましょう。一方で、「希望条件の整理ができない」「選び方が分からない」という場合には、まずは実績が豊富な会社や大手の運営会社に相談することが大切です。
三井のリパークでは一括借り上げ方式での駐車場経営を行っています。コインパーキング経営が初心者の方や何も分からないという方でも丁寧にサポートします。ぜひご相談ください。
コインパーキング運営会社をインターネットで選ぶときのチェックポイント
コインパーキングの運営会社を選ぶ際は、まずインターネット検索によるリサーチがおすすめです。運営会社に足を運ぶ前に多くの情報を得て、ある程度の取捨選択をしておくことで効率的に動けるでしょう。
主なチェックポイントは以下の5つです。
| チェック項目 |
比較ポイント |
| 公式サイト |
初心者でも分かりやすい内容か |
| 運営年数 |
コインパーキング事業を長期的に行っているか |
| 運営実績 |
希望のエリアでの実績が豊富か |
| 拠点 |
拠点数は多いか |
| 業務内容 |
公式サイトや資料にトラブル対応の記載はあるか |
コインパーキング運営会社は複数あるため、迷った場合は上記のポイントで比較してみましょう。1つずつ詳しく見ていきます。
公式サイトは初心者でも分かりやすい内容か
コインパーキング運営会社の公式サイトをじっくり読んでみましょう。全体を通して内容が充実しているか、コインパーキング経営が初めての人にも分かりやすい説明がなされているか、専門的な情報や知識が豊富に載っているかなどがチェックポイントです。
いわゆるまとめサイトでは、正確性や更新時期が確認しにくいケースがあります。そのため、運営会社の公式サイトを参考にするのがおすすめです。
コインパーキング事業を長期的に行っているか
運営会社の実績年数は、安定した経営状況を見極めるうえで重要なポイントです。運営歴が浅い場合は、依頼するエリアでの実績、サポート体制、トラブル対応の方法などを確認しておくと安心でしょう。会社の歴史は長くても、コインパーキング運営以外の事業がメインというケースもあるため、しっかりチェックしておくことが大切です。
希望のエリアでの運営実績が豊富か
実際にコインパーキングをどこで何ヵ所運営しているのかも、インターネット上で確認しておきたいポイントです。運営の年数が長いほど、地域との関係性や運営ノウハウを蓄積している可能性があります。運営実績が多ければ、エリアのマーケットに即した提案も受けられるでしょう。
三井のリパークでは全国規模で駐車場の管理運営を行っているノウハウを活かし、お客さまのニーズや要望に合ったプランをご提案します。ぜひご相談ください。
拠点数は多いか
コインパーキング運営会社の本社・支社・営業所などの所在地を調べてみましょう。拠点数の多さは会社の規模に比例することが多く、コインパーキング経営を考えている土地のエリアに拠点がある会社なら、競合の有無などの周辺情報に詳しい可能性が高いのでおすすめです。また、持っている土地の近くに拠点がなくても、全国展開で実績のある大手企業であれば広範なネットワークを活かした情報収集や運営が可能なため、安定した経営につながるでしょう。
公式サイトや資料にトラブル対応の記載はあるか
公式サイトに、コインパーキング運営時のトラブル対応について明記されているか調べましょう。不正駐車や放置駐車、機器の故障など、コインパーキングではさまざまなトラブルが急に起こることが想定されます。24時間対応のコールセンターがあるといった、昼夜を問わずにサポートしてくれる運営会社を選ぶのがおすすめです。
コインパーキング運営会社との打ち合わせの際のチェックポイント
問い合わせしたコインパーキング運営会社に、実際に会って条件をすり合わせる場合、主な注目ポイントは以下の6つです。
・社内の雰囲気と担当者の第一印象はよいか
・公式サイトの内容と相違はないか
・親身に相談に乗ってくれるか
・専門性が高く自社の強みが明確か
・現場の設備点検や清掃は徹底されているか
・現場の周辺住民との関係性は良好か
それぞれ詳しく解説していきます。
社内の雰囲気と担当者の第一印象はよいか
社内の雰囲気や、担当者をはじめとしたスタッフの第一印象も、重視したいポイントです。オフィスの清潔さは、顧客への配慮や働きやすい職場環境づくりへの姿勢をうかがう材料になります。また、営業担当者の人柄や対応を見ることで、社風や社員教育の状況もある程度判断できるでしょう。
また、担当者が頻繁に変わるかどうかも確認しておきたいポイントです。担当者の変更頻度からは、土地オーナーとの信頼関係を重視しているか、あるいは社員の定着状況などが分かります。契約後は担当者と何度もやりとりするため、スムーズな運営のためにも事前に確認しておきましょう。
公式サイトの内容と相違はないか
公式サイトの内容は充実していたものの、オフィスを訪れて担当者と対面したら印象がずいぶん違ったというケースもあります。サイトはあくまで情報を得る手段の1つであり、重要なのは満足のいくコインパーキング運営を実現してくれる会社かどうかです。信頼できるかを見極めるため、公式サイトに載っている実績や強みについて掘り下げて質問してみるとよいでしょう。
親身に相談に乗ってくれるか
運営会社を訪問する際は、土地オーナーの気持ちに寄り添って親身に対応してくれる会社かどうかを確かめましょう。個々の事情を踏まえて丁寧に説明をしてくれる、不安や疑問を1つ1つ解決へ導いてくれる、といった視点で見極めることも1つの判断基準になります。
専門性が高く自社の強みが明確か
コインパーキング運営に関する知識や専門性が高い会社かどうかを見極めましょう。コインパーキング運営に関する独自サービスや強みなどがはっきりしていると信頼性は高まります。本業は別にあり、コインパーキング運営はサブ事業という会社の場合は、コインパーキング運営のノウハウや専門性、力の入れ方がどの程度であるかを確認しましょう。
また、同じ駐車場管理でもコインパーキングと月極駐車場の運営は異なります。その会社の専門性や強みの有無は、自分の大切な土地を託せるかどうかにおける重要な判断材料の1つです。
三井のリパークでは、カーナビゲーションシステムへの対応や各種ポイントサービスとの連携による集客支援のほか、独自のネットワークシステムを用いた管理運営を行っています。運営会社選びでお悩みの方はぜひご相談ください。
現場の設備点検や清掃は徹底されているか
コインパーキング運営に際して、現場の設備点検や清掃が常に行き届いているかどうかは、売り上げに大きく影響するため重要です。自分が普段コインパーキングを利用する場面でも、ごみが散乱していたり、機器に不備があったりするコインパーキングは敬遠したいと感じるでしょう。点検や清掃のマニュアルを完備している会社を選ぶことが大切です。複数の現場の状況を自分の目で確かめ、疑問点があれば納得がいくまで質問しましょう。
現場の周辺住民との関係性は良好か
コインパーキングは車が出入りするため、周辺住民に快く受け入れてもらう必要があります。そのため、コインパーキングの運営会社が近隣と良好な関係を築いているか知っておきたいところです。点検や清掃がなされていないとコインパーキングの不正利用につながり、治安に支障が出て近隣トラブルの原因にもなり得ます。複数のコインパーキングへ直接足を運んで状況を確かめておけるとよいでしょう。
コインパーキング運営会社を選ぶときの注意点
コインパーキング運営会社を実際に訪問してみて、以下のような状況に遭遇したら注意が必要です。
・リスクや留意点を説明せずにメリットばかりを強調する
・質問や相談に対する回答が不誠実である
・周辺住民とトラブルを起こしている
・運営管理しているコインパーキングの清掃が行き届いていない
1つずつ見ていきましょう。
リスクや留意点を説明せずにメリットばかりを強調する
コインパーキングの経営では、余っている土地を活用して収入を得られるなどのメリットがある一方で、リスクや留意すべき点も知っておかなければなりません。
たとえば、管理委託方式では、整地や設備設置などの初期費用や、設備が壊れたときの修理代が発生する場合もあります。そのため、必ずしも安定した収益を得られるわけではないことなど、想定される土地オーナーの負担については運営会社による説明が必要です。これらを伝えずメリットばかりを強調する運営会社は、契約を急いでいる可能性があり、会社経営に問題が生じている恐れもあるでしょう。土地の所有者に対して誠実とはいい難い姿勢のため、注意が必要です。
質問や相談に対する回答が不誠実である
土地の所有者は、さまざまな疑問を前もって解消しておきたいと思うのが当然でしょう。プロからすれば些細なことでも、相談されたときはなるべく早く適切な返答をするのが運営会社の役目です。明快な回答がなくごまかされている気がする、そもそも連絡が遅いなど、やりとりをしていて大きな不安を感じるのであれば、他社も検討したほうがよいでしょう。
周辺住民とトラブルを起こしている
コインパーキングは、車の出入りによる騒音や利用者の話し声、夜間の照明など、近くに住んでいる人にとってはストレスの原因になり得る場合もあります。コインパーキング運営会社が周辺住民に配慮した対策を講じているか、詳しく聞いてみましょう。トラブルを放置している、対策を講じる姿勢が見られないときは要注意です。インターネットでの事前リサーチで近隣トラブルに関する情報を見つけた場合は、運営会社に直接確認し、回答次第では選択肢から外すことも考えましょう。
運営管理しているコインパーキングの清掃が行き届いていない
コインパーキング運営会社の拠点を訪問すると、いろいろな情報を入手できます。加えて、運営中のコインパーキングにも直接足を運んで状況を確かめると、得られる情報が増えることがあります。きちんと清掃が行われているかどうかは、できれば複数ヵ所を見て回り、いずれのコインパーキングもしっかり整備されていれば安心材料の1つとなるでしょう。
コインパーキング経営に関するよくある質問
ここからは、コインパーキングの経営について、よくある質問にお答えします。
コインパーキング運営会社を選ぶときはランキングなどのまとめ記事は参考にするべき?
コインパーキング運営会社を比較する際に、運営会社の比較ランキングや一覧、業界シェアなどが掲載されているまとめ記事のようなものが多くありますが、情報をうのみにしないよう注意しましょう。
いわゆるまとめサイトのなかには、公平性・事実性を欠いた情報が混在している場合があります。そのため、詳細なサービス内容についての情報は公式サイトを参考にするようにしましょう。
コインパーキング経営でよくある失敗は?
コインパーキング経営のよくある失敗として、市場調査や資金計画が不十分であることが挙げられます。コインパーキングや月極駐車場などの駐車場経営は初期費用が比較的安く抑えられるほか、撤退も容易ではありますが、事業失敗のリスクがないとはいえません。そのため、コインパーキング運営会社に依頼する際も、当該地域での取引実績が豊富な会社を選ぶようにしましょう。
三井のリパークの一括借り上げ方式では、設備の設置や運営管理にかかる費用が0円でコインパーキングを経営することが可能です(※1)。また、運営を終了する際も、オーナーさまが原状回復費用を負担することはありません(※2)。ご興味のある方はぜひ一度お気軽にご相談ください。
コインパーキング運営会社選びに迷ったら三井のリパークへ
コインパーキング運営実績の豊富さや、土地オーナーだけではなく周辺住民にも配慮する姿勢、24時間サポート、現場の保守管理体制など、信頼できる運営会社を見極めるポイントは多岐にわたります。大切な財産である土地を一任できるコインパーキング運営会社はどこなのか、いくつかの会社を比較しながらじっくりと見極めて判断しましょう。
三井のリパークでは、一括借り上げ方式のコインパーキング経営を全国で承っています。所有している土地で駐車場経営を始めたいというご相談から、立地の調査、周辺のニーズ分析、プランの提案、運営まで幅広く対応しています。また、一括借り上げ方式では、駐車場の管理運営にかかる費用を負担いたします(※1)。さらに、三井不動産グループのネットワークを活かして、駐車場経営後の新たな土地活用の方法も、オーナーさまの要望に沿ってご紹介、ご提案が可能です。ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
※1:立地等によってはお受けできない場合もございます。また、建物解体、アスファルト舗装、外構、固定資産税などの租税公課や町内会費はオーナーさまのご負担となります。
※2:当初契約期間内にオーナーさまから解約される場合は除く。