駐車場精算機とは?
駐車場精算機とは、駐車料金を精算する駐車場に置かれている機器を指します。特にコインパーキングでは効率的な経営をするにあたり、欠かせない設備です。
精算機にはさまざまなタイプがあり、現金決済に対応したものからキャッシュレス決済に対応したものまで、さまざまなタイプがあります。また、精算機に伴う駐車場管理の仕組みについてもロック式やゲート式、前払い式、さらにはカメラ式などと実に多様です。
三井のリパークでは、活用したい土地の特性に合わせた駐車場経営方法をご提案します。駐車場経営についてお悩みの方は、ぜひご相談ください。
駐車場精算機のメリット
コインパーキング経営における精算機のメリットは、運営効率の向上や管理負担の軽減につながる点にあるといえるでしょう。具体的には、以下の3つが挙げられます。
・24時間無人で運営できる
・料金設定・管理が簡単に済む
・管理システムと連動した不正利用対策ができる
24時間無人で運営できる
駐車場経営に精算機を導入することで、常駐スタッフによる精算対応が不要になり、人件費を抑えやすくなるというメリットがあります。有人管理で駐車場を経営した場合、雇用形態や地域によって異なりますが、たとえば東京のアルバイトなら、1時間あたり1,266円〜2,000円程度の人件費がかかることが一般的です。24時間有人で運営するとなると人件費は非常に高くなってしまいますが、精算機を導入することでこれを抑えられます。
また、常駐スタッフの代わりとして駐車場の運営を専門業者に依頼する場合には、精算機にトラブル発生時の連絡先を掲示しておいたり、緊急連絡用のインターホンがついている精算機を設置したりするとよいでしょう。万が一トラブルが発生しても、管理会社のオペレーターに対応してもらえるため安心です。
料金設定・管理が簡単に済む
高性能な精算機であれば、複雑な料金設定や管理が容易にできるのもメリットです。コインパーキングを利用すると、精算額は通常料金や最大料金など料金形態によって変化します。さらに、平日と休日、繁忙期と閑散期、普通車と軽自動車などで料金が変わることもあります。これらを人の手で管理するのは手間がかかり、ミスが生じるリスクもあります。しかし、精算機を導入すればスムーズかつ正確に料金設定や管理を行うことができ、駐車場経営の効率化につながるでしょう。
管理システムと連動した不正利用対策ができる
ロック式やゲート式のコインパーキングは、精算機による支払いとロック板・ゲートの仕組みが連動しているため、料金未払いや不正出庫の抑止につながります。精算機と連動した管理方式を導入することで、不正利用の抑止や運営の安定化につながりやすくなるのがメリットです。
ただし、ロック式やゲート式であっても、不正利用を完全に防げるわけではありません。設備の作動タイミングや管理の隙を狙った悪質な利用が発生する可能性もあるため、防犯カメラや注意喚起表示など、設備以外の対策も併せて講じることが重要です。
駐車場精算機のデメリット
精算機を用いた駐車場経営にはメリットがある一方で、コストやリスクが生じるといったデメリットもあります。具体的には以下のようなものがあります。
・導入コストが高い
・維持費がかかる
・盗難の恐れがある
・利用者が使いにくさを感じる可能性がある
それぞれ詳しく見ていきます。
導入コストが高い
精算機を導入するには、種類によって異なりますが、まとまった費用がかかります。精算機本体の相場は1台あたり50万円~300万円程度です。さらに精算機本体のほかにも設置費用がかかり、たとえば、ロック式やゲート式では、精算機本体の設置だけでなく、電源や配線に関する工事も発生するので、その分も含めた試算が必要です。
精算機の導入において、高いコストがかかることはどうしても免れません。しかし、駐車場の運営管理を業者に委託すれば、機器導入時にかかる初期費用や機器の設置の費用が少なくて済む場合があります。
三井のリパークでは、精算機や看板の設置費用をかけずに駐車場経営を始められるサービスを行っています。(※1)導入コストを抑えながら駐車場経営を始めるなら、ぜひ以下よりご相談ください。
維持費がかかる
精算機の導入には、高額な初期費用に加えて、維持費もかかります。精算機を稼働させるための電気代、ロック板やゲートの故障を防ぐための定期的なメンテナンス費用、運営会社に管理を委託しているなら、管理委託料も支払う必要があります。また、新紙幣や新硬貨への対応など、精算機を更新する費用も必要です。
盗難の恐れがある
現金を扱う精算機では、内部に現金が保管されているため、売上金を狙った盗難被害のリスクがあります。精算機がこじ開けられるといった被害が発生する恐れもあるため、防犯カメラや注意喚起の看板を設置したり、耐久力の高い筐体(きょうたい)を使用したりといった対策が必要です。
利用者が使いにくさを感じる可能性がある
精算機の操作方法が複雑な場合、電子機器に慣れていない高齢者や日本語が流暢でない外国人は操作に戸惑う可能性があります。「使いにくい」という不満は利用率の低下につながってしまうため、精算機を選ぶ際は分かりやすさも重視するとよいでしょう。多言語対応、音声ガイダンスといった機能を備えたものを選ぶほか、案内板の設置といったサポート体制を整えることも利用者を増やしていくことにつながります。
利用者にとって使いやすい駐車場経営を行うなら、以下よりご相談ください。
駐車場精算機の種類
精算機は、飲食店やコンビニ同様、現金決済やQRコード決済などさまざまな精算方法に対応しています。また、精算に伴う管理の仕組みもロック式やゲート式など多様です。ここでは、精算機の種類を決済方法と機械の仕組みに分けて紹介していきます。
決済方法の種類
精算機では、現金だけでなく、QRコードやクレジットカードなどでの精算もできます。決済方法には大きく分けて、現金精算とキャッシュレス精算があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
現金精算
歴史が長く、基本的な精算方法です。カードやアプリを準備する必要がなく、世代に関係なく誰もが手軽に利用できます。駐車場管理者は、定期的に集金し、釣り銭の補充をする必要があります。故障した場合は対応まで時間がかかることもあり、また盗難の恐れもあります。
キャッシュレス精算
利用者は駐車場精算のために現金を持ち歩く必要がなくなり、駐車場管理者は現金の集金や釣り銭の補充が必要ありません。双方にとってメリットがありますが、現金精算機に比べて初期費用が高く、決済時のトラブルも想定しなければなりません。
キャッシュレス精算には主に次のようなものがあります。
| キャッシュレス精算の種類 |
特徴 |
| クレジットカード・デビットカード |
高額決済ができるため、長時間利用者の多いエリアや地価が高いエリアで重宝されます。決済手数料がかかる場合があります。 |
| プリペイド型電子マネー・ICカード |
早く簡単にできるため、通勤・通学時の決済にも重宝されます。種類が豊富であるため、精算機が対応している決済方法の種類や、利用時に手数料が発生するかどうかを確認しておきましょう。 |
| QRコード・バーコード |
現金もカードも必要なく、スマホだけで完結します。特に若者からの評価があり、近年導入する駐車場が増えています。精算機本体を設置しなくて済むので、クレジットカードやICカードの精算機に比べてコストを抑えられます。ただし、通信環境が不安定な場所やコード決済ができない人への配慮が必要です。 |
仕組みの種類
精算機に伴う管理方法の主な仕組みには、ロック式やゲート式、ロックレス式、前払い式の4つが挙げられます。それぞれどのような方法で利用者を管理するのか具体的にご紹介します。
ロック式
車を停めると、地面に設置されたロック板が上昇し車両を固定する方式です。かつては小規模なコインパーキングを中心に広く導入されていました。不正駐車を防止しやすい一方で、近年は利用者の安全性や利便性への配慮から、ロック板のない方式へ移行するケースも増えています。
ゲート式
駐車場の入り口ゲートに車を近づけると駐車券が発券され、出口ゲートでは駐車券を精算機に挿入して料金を支払う方式です。ゲート以外の設備を設置する必要がないため、多くの車両を管理する大型駐車場に適しています。
ロックレス式
ロック板を使わず、カメラやセンサーで車両ナンバーを検知し管理する方式です。ロック板やゲートがないため、簡単にメンテナンスができます。
前払い式
駐車前に発券機で利用時間を申請し料金を支払う方式です。初期費用や維持費が低いことが特長です。
駐車場精算機メーカーを選ぶ際のポイント
料金精算を行う基本機能は共通していても、メーカーによって対応できる管理方式や付加機能、サポート内容などには違いがあります。そのため、単純に価格だけで比較するのではなく、経営方法に適したものを選ぶことが大切です。
また、近年では利用者ニーズの変化に合わせて、キャッシュレス決済に対応した精算機も増えています。ただし、標準機能として搭載されているケースだけでなく、オプション対応としているメーカーも多く、対応範囲は一律ではありません。加えて、保守サービスの内容やトラブル時のサポート体制についてもメーカーごとに違いがあります。
そのため、精算機は以下のような観点で選ぶことがポイントです。
・サポート体制(トラブル対応の範囲やスピード)
・対応可能な管理方式(ロック式・ゲート式・カメラ式など)
・カスタマイズの柔軟性
・導入方法
これらを踏まえて、自身の土地や運営方針に合ったメーカー・サービスを選びましょう。とはいえ、初めて駐車場経営を行う場合には、最適な精算機を選ぶことは簡単ではありません。
三井のリパークでは、お客さまの立地や利用状況から最適な精算機等の機器設備を選び、管理・運営までを行う「一括借り上げ方式」を提供しております。精算機の導入について迷われている方はぜひご相談ください。
駐車場精算機のトラブル例と対処法
精算機は便利な一方で、さまざまなトラブルが発生することがあります。ここでは、精算機にかかわるトラブルを詳しく見ていきます。
三井のリパークでは、オーナーさまに代わって精算機等のトラブル発生時の対応も行っています。駐車場経営をご検討の方はぜひ三井のリパークにご相談ください。
料金の未払いが発生した
駐車場精算のトラブル例として、料金の未払いが挙げられます。たとえば、ロック板やゲートがないロックレスの場合は精算忘れや不正出庫のリスクがあり、一方でロック板やゲートがあっても無理やり出庫するケースもあります。また、精算機に不具合があった場合は、精算できないまま出庫されてしまうケースもあるでしょう。
このようなトラブルを防ぐには、防犯カメラを設置したり、未払い検知システムを導入したりする対策が必要です。また、精算機に不具合が起こらないようにメンテナンスを欠かさないことも大切です。
利用者が誤精算してしまった
精算機では、誤精算のトラブルもよくあります。誤精算は精算の際に数字を押し間違えたり、そもそも駐車番号を見間違えたりすることで起こります。誤精算によって支払われた後、返金対応を求められる場合もあります。駐車場の場内図を精算機から見える位置に設置し、間違いがないように注意喚起するとよいでしょう。
精算機の不具合が生じた
精算機の不具合とは、お金を投入しても反応しない、釣り銭が出てこない、カードの通信エラーなどのトラブルのことです。駐車券や領収書が発行されないのもよくあるトラブルです。精算機の不具合には迅速な対応が必要です。操作方法を知らない人が無理に機械を動かすと、破損や故障につながる恐れがあるため、不具合が起こったら管理会社に連絡しましょう。
精算機の導入によって、駐車場経営が効率的に行えるようになる一方で、注意しなければならないリスクもあります。しかし、トラブルは対策によって未然に防ぐことも可能でしょう。
三井のリパークでは、お客さまの土地を借り上げ、駐車場として管理・運営する一括借り上げ方式を提供しています。稼働状況に左右されず、毎月一定の賃料が支払われるため、安定した収益が見込めるのが、一括借り上げ方式の特長です。精算機をはじめ、必要な設備の導入や設置にかかる費用は全て負担するため、お客さまは初期費用なしで駐車場経営が始められます。(※1)また、設備故障やトラブルの際にも「リパークコールセンター」が24時間・365日対応しているため、安心して運営を任せられます。精算機の導入を検討している方や駐車場経営についてお悩みの方は、ぜひ一度三井のリパークの無料相談をご利用ください。
※1 立地等によってはお受けできない場合もございます。また、建物解体、アスファルト舗装、外構、固定資産税などの租税公課や町内会費はオーナーさまのご負担となります。